水戸の木造築古物件を見つけ、


「日本政策金融公庫」への融資申し込みを


早くしなければと考えているところに


その媒介業者さんから


同じ物件を狙っている人が現れたと聞かされました。



正直かなり焦りました。




私の住む街の「日本政策金融公庫」に


「融資の申し込みをしにいくぞ!」


と思ってはみても


その「敷居」が高く感じられて


最初の電話もしにくかったのですが



ライバルが現れ背中を押される格好になって


焦る気持ちを強く感じ電話を入れてみました。




当然といえば当然ながら


あっさりアポイントがとれて


平日の午前中に面談することになりました。



面談のその日は会社を半日休んで


念入りに作成した事業計画書と


私の経歴書や資産一覧表を持って


初めての「日本政策金融公庫」のドアを叩いたのでした。




現れた担当者は40代のとてもしっかりした感じの方で


支店の一角にある面談コーナーに通されました。



冒頭に慣れた風情で公庫の融資制度の概要の説明。



それを受けて私から、


「水戸にある中古アパートを購入して不動産賃貸業を

 開業したいのですが・・」



不動産投資という言葉は使ってはいけないので


事業を始めるための開業資金という言い回しに


しています。常識ですよね。




初めて作った事業計画書をもとに


県庁所在地の水戸にある物件で


最寄駅から徒歩10分の立地の良さ、


1Kの間取りながらロフトがついていること、


運営時の予想収支のキャッシュフローシミュレーション、


私自身の経歴など経理を中心にキャリアを


積んできたことなどを話し終えると


担当者さん曰く、


「資料内容の確認と、実際の物件確認や立地環境等を

 
 確認して、1週間から10日程度でご融資できる


 金額と融資可否をご連絡します。」


とのこと。



申込書には物件価格と同額の2100万円を融資希望額


として記入しておいたのですが


担当者さんは融資金額を明確には示さず


希望通りの融資額は得られない空気があり


その点は不安に思いながら申し込みの面談を終えました。



融資してくれるかどうかもさることながら


OKの場合、融資額が少なくて私の持ち出し額が


予想以上になってしまうこともアタマのなかを渦巻いて、


かなり不安でしたね。