土浦の物件を確認してみると、

基本的にはボロ物件なのですが

その時点では満室となっていて

また、比較的最近に外壁の塗装をしているようで

パッと見は綺麗な印象でした。


たまたま窓から覗けてしまった部屋があったのですが

その部屋の壁はカビでかなり汚れているようで

1Kの築古物件のそんな部屋に住む人って

どんな人なんだろうと

知りたいような、怖いような気持ちを覚えています。


あたりまえといえばあたりまえのことなのですが

その物件を取得できたら私はその入居者の大家になるんだな

と、妙なことを考えたりしていたのでした。


妻も一緒に物件を見ていましたが

特に感想のコメントもなく、

私について回っているだけでしたね。


物件を見終わって、そのあと近くのアウトレットに

行くと、うれしそうに買い物をしていましたが

私は、その傍らのベンチに腰かけて

また再びその物件の取得に向けて

先日コンサルを受けた原口さんのアシスタントのかたに

その物件の状況を伝えて

電話でアドバイスをもらいながら

取得にむけての段取りなどを考えていました。



18%の高利回り物件なので、

水戸物件のようにライバルに先をこされないように

さっそく媒介業者にコンタクトを入れておこうと

さっそく

「土浦物件に興味があるのですが、

 取得に向けて前向きに考えているのですが・・。」

と電話してみました。

またすかさずに、

「物件価格は1800万円のようですが

 お値段のご相談などは可能でしょうかね?」


と伝えてみると、


「本物件への問い合わせありがとうございます。

 値段の件は売主に問い合わせてみます。

 わかり次第ご連絡しますよ。」


とスムースに流れていきます。


翌日早速その業者から連絡があり、


「ベースネクサスさん、売主さんは200万円下げて

1600万円にしてもいいと言っています。」


「えっ!そうなんですか!」


私の取得モードに火が着いてしまいました。


1600万円で購入できれば

日本政策金融公庫からの融資1500万円を受けて

自己資金の持ち出しが差額100万円+諸費用で済む!

そして表面利回りは20.2%!!


その瞬間から政策金融公庫に融資申し込みのための

事業計画書の作成です。


水戸物件で作成した事業計画書を焼きかえていく作業なので

あっという間にできあがりました。


物件の収支シミュレーションも、

水戸物件より格段によい数字になっています。


もう、政策金融公庫の融資申し込みの面談へまっしぐらでした。